監督・脚本石井裕也

⼤阪芸術⼤学卒業制作『剥き出しにっぽん』(ʻ05)がぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞。『川の底からこんにちは』(ʻ09)で商業映画デビューし、ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞。『⾈を編む』(ʻ13)で第37 回⽇本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞を受賞。その後、『ぼくたちの家族』(ʻ14)『バンクーバーの明⽇』(ʻ14)『夜空はいつでも最⾼密度の⻘⾊だ』(ʻ17)を監督。また、TBS の連続ドラマ『おかしの家』を脚本·監督。

2041年、東京の片隅に謎のファンキー集団が現れる。

そして突然、彼らはダンスを始めた。

だがしかし、皆から「純司の兄貴」と呼ばれる
リーダーの男だけは、
この日に限って
踊ろうとせずに塞ぎ込んでいる。
彼には子どもの頃から変わっていないただひとつの願いがあった。

それは「亡くなった母親に会いたい」というものだ。

母親の30回目の命日、ファンキーな仲間たちが

純司のために行動を始めた時、奇跡が起こる。

純司役岩田剛典

1989年3月6日生まれ。EXILE / 三代目 J Soul Brothersのパフォーマー。グループでの活動以外に俳優として数々の作品に出演。2016年公開の映画初主演作品『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』では第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞·話題賞、第26回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。同年10月、TBSテレビ 金曜ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」に出演。今年は初単独初演映画『去年の冬、きみと別れ』や『Vision』、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』と出演映画の公開が、4月からはドラマ初主演の「崖っぷちホテル!」(日本テレビ系列)の放送が控えている。

洋一役池松壮亮

1990年生まれ、福岡県出身。03年『ラスト·サムライ』で映画初出演。 14年『愛の渦』『ぼくたちの家族』『紙の月』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後『バンクーバーの朝日』『海よりもまだ深く』『デスノートLight up the NEW world』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』等に出演。本年は、映画『万引き家族』(6月8日公開)、 『君が君で君だ』(7月7日公開)、『散り椿』(9月28日公開)に出演する。テレビ東京4月クールドラマ『宮本から君へ』が放送中。

ハジメ役前田航基

1998年12月13日生まれ。大阪府出身。弟の前田旺志郎とお笑いコンビ「まえだまえだ」として幼少期より活動。近年は俳優として活躍の幅を広げ、2011年公開、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』では主演を務める。主な出演作に、映画『ソロモンの偽証 前篇·事件 / 後篇·裁判』(’15)、『セーラー服と機関銃 -卒業-』(’16)、『バニラボーイ トゥモロー·イズ·アナザー·デイ』(’16)『LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと 劇場版』(’16)、『ハルチカ』(’17)、『人狼ゲーム~ラヴァーズ~』(’17)などがある。2017年は大河ドラマ「おんな城主 直虎」にゴクウ役で出演のほか、「ポセイドンの牙」(紀伊国屋ホール)で舞台初出演·初主演を務めた。

ヤス役芹澤興人

1980年12月1日静岡県生まれ。俳優を志した当初から自主映画に積極的に出演し、2009年今泉力哉監督作『最低』では第10回TAMA NEW WAVEベスト男優賞を受賞。2011年吉田浩太監督作『ソ―ローなんてくだらない』で主演し、海外映画祭で高評価を得る。主な出演作品に、『福福荘の福ちゃん』(‘14)、『知らない、ふたり』(‘16)、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(‘16)などがあり、『漫画誕生』(2018年初夏)の公開が控えている。

直人役岡根拓哉

1985年大阪生まれ。三兄弟の長男として育ち、2008年に上京。舞台、広告などを中心にモデルとして活動を始め、2017年に映画デビュー。最近では、189cmの特異なサイズを活かし、役者として活躍すべく鋭意活動中である。

女役美山加恋

1996年生まれ。04年ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」主人公の娘を演じ注目を集める。以降ドラマ「ちびまる子ちゃん」「山田くんと7人の魔女」「ラーメン大好き小泉さん」シリーズ、映画『いま、会いにゆきます』『僕らのごはんは明日で待ってる』など出演作多数。近年アニメ声優にも挑戦し「エンドライド」「キラキラ☆プリキュアアラモード」などの声優も努める。今年はアニメ声優「アイカツフレンズ!」舞台「銀河鉄道999」~GALAXYOPERA~ミュージカル「赤毛のアン」主演作品などの出演も控えている。

老婆役伊佐山ひろ子

俳優座小劇場付属養成所を経て、日活ロマンポルノ「白い指の戯れ」(‘72)でデビューする。多数出演し、日活ロマンポルノの看板女優として名を知らしめる。ロマンポルノ終了後も女優として活動し、映画のみならず「ボクサー」(‘77)「博多っ子純情」(‘78)、「夢千代日記」(‘81)、「北の国から’84夏」(‘84)
「江 姫たちの戦国」(‘11)といったTVドラマに出演。女優業だけでなく、文筆家としても多数の著書を刊行。
多方面で活躍中である。

美和役麻生久美子

1978年6月17日千葉県生まれ。1995 年に『BAD GUY BEACH』で映画デビュー。 1998 年公開の『カンゾー先生』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞、新人俳優賞を始め、数々の映画賞を受賞し、女優としての地位を確立。主な出演作は『贅沢な骨』(‘01)、『夕凪の街 桜の国』(‘07)、『インスタント沼』(‘09)、『モテキ』(11)、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(‘13) 、『ラブ&ピース』(‘15)、『俳優 亀岡拓次』(‘16)など。公開待機作に『未来のミライ』『散り椿』『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』などがある。

「東京」

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE