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「ファンキー」

STORY

本作の元になっている主題歌「東京」で歌われているのは、どんなに求めても、求めても絶対に届かない“片思い”。この曲からインスパイアを受け誕生した本作では、女性の目線で書かれた楽曲を男性に置き換え、二度と会えない人へ、“愛”を伝えたい、という切なるメッセージを受け取ることができます。
若くして亡くなった母親と遺された息子。「お母さんに会いたい」という主人公・純司の強く純粋な想いが、母親の年齢を超えることになる誕生日の夜、奇跡を起こします。
悲しみすら覆い隠すサングラスや、仲間から“兄貴”と呼ばれる純司が子供のような無邪気な笑顔で、自分を生んだ母の元へ戻っていくかのような潜水シーンなど、演出の細部の細部までこだわり尽くしたことを感じることができる、様々な魅力が詰まった作品です。